いぼ
一般的に隆起した皮膚のでき物を「いぼ」と言うことが多いようですが、皮膚科学的には多くの種類があり、疾患によって適切な治療法や治療後の経過が異なります。
いぼの種類
- ○脂漏性角化症(老人性疣贅)
- 年齢的な変化や、紫外線の影響でできる茶色~黒色のいぼ。
老人性色素斑(しみ)を土台に脂漏性角化症へ移行することもある。 - ○アクロコルドン・スキンタッグ
- 首やわき、腹部などに多発する肌老化(加齢や摩擦刺激)による小さいいぼ。
- ○稗粒腫[はいりゅうしゅ]
- 目の周りなどにできる、白ニキビのような小さいできもの。
乾燥や摩擦刺激により表皮の下に角質物質が詰まったもので、できて間もないものであれば自然に消失することもある。 - ○汗管腫
- 目の周りなどに多い、扁平隆起した肌色~褐色の腫瘍。
- ○脂腺増殖症
- 額や頬、鼻などにできる黄色調の腫瘍。中心部がややくぼんでいるのが特徴。
- ○老人性血管腫
- 顔や体にできる、赤色の小さい腫瘍。
- ○尋常性疣贅(ウイルス性のいぼ)
- ヒトパピローマウイルスの感染によるいぼで、手足の指や足の裏、顔によくできるいぼです。ペンだこや魚の目と間違われることも多い。
- ○青年性扁平疣贅
- ウイルス性のもので、扁平に隆起(なだらかな盛り上がり)したいぼです。顔や手の甲にできやすい。
- ○伝染性軟属腫(水いぼ)
- 子どもによくみられるウイルズ性のいぼです。かゆみを伴い、引っ掻くと他部位にうつりやすい。
※組織学的にはその他の診断がつくものも多くあります。まずはご相談ください。






